我が家から歩いて5分もしないところに遊水公園があり、朝夕の散歩やジョギングをする人たちでにぎわっています。熊本城の近くを流れる「坪井川」の治水対策として行政が整備した公園で、湿地帯には季節に応じていろんな鳥がやってきます。
 また、スポーツ施設も整備されています。
 公園と川の間には広大な湿地帯があり、川が氾濫すると、大量の水がここに流れ込むように設計されていて緩衝地帯にもなっています。
 公園からは立田山が近く手頃なハイキングも楽しめます。公園内にはちょっと一休みするコーナーが何カ所かあります。お茶や弁当を持ってきてのんびりと過ごす人もいるようです。
 夏は湿地の水面にも草などが生い茂り水面も縮小されていますが、散歩コースの途中で一休みして、水辺の風を楽しむのも良いですね。
 鳩が散歩する人たちに餌をおねだりする事も多く、人になれて逃げようとしません。カモメが飛んでくる時期もあります。良く見ると鳩の顔もおもしろいですね。
野球グランドやテニス、サッカー、陸上競技も楽しめる施設になっています。後方は立田山です。
 ジョギングやウォーキングには最高の環境です。この土手を歩いて一回りすると20から30分ぐらいかかるでしょうか?
 走る人は何周も続けて走っているようです。
 治水対策では水門で管理していますが、湿地帯があふれるようなことがあれば、この土手を越えてこの公園全体が受け皿となるようにして民家に水が流れ込まないようにしています。
 この川が坪井川で雨が強く降るとすぐに満杯になります。遠くに熊本城が見えます。「あんたがたどこさ、肥後どこさ・・・船場山にはたぬきがいてさ・・・」とうたわれた場所がお城の近くにあります。
 川をへだてて小さな土手の道もあります。みんな思い思いにコースを決めて歩いています。自転車での散策も多いようです。見にくいですが、この細い道の先に小さく見えるのが熊本城です。下の写真と見比べてみてください。
 木陰から熊本城が見えます。公園の北の端と南の端では熊本城の見え方もこんなに違いますので、全体の広さがわかるかと思います。
 まもなく、熊本にも新幹線が走りますが、これは上熊本につながる線路で、むかし東横線で見かけてようなグリーンの古い車両が2両編成で走っています。利用者が少なくて廃線の危機に瀕していますが、エコの面からもなんとか残ってもらいたいものです。
・・・・・おっと撮影中の私のかげが写ってしまいました。
 最近では、公園の中央部分に家族で楽しめる遊具施設がで来ました。子供づれの家族で毎日にぎわっています。我が子供たちが小さい頃こんな施設があれば毎日来たかもしれません。市の施設だから入園無料です。                   
 夏もまもなくおわりと言った雲が・・・・・自然と四季の移り変わりは何ともいえない心にしみるものがあります。最近は特にそう感じますね。我が還暦の夏も過ぎていきます。
 散歩を終えて、もう陽もずいぶん傾いてきました。いい汗をかきました。さあ明日からまた新しい一週間が始まります。皆さん!健康で頑張りましょう!
ある日曜日の午後の散歩から・・・・・気儘な王様